2010-03-18(Thu)
MySQL MMM利用時に自動的に再実行するClass::DBI用のプラグイン
MySQL MMMはなかなかよさげなのですが、writerの切り替え時に実行中のSQLがあるとエラーになってしまい困るわけですよ。
AutoCommitで使っているので失敗したら再実行すればいいので、SQLを発行してるをフックしてやればなんとかなりそうかな? と思ってClass::DBIでSQLが実行してるあたりをごにょごにょするプラグインを作ってみた。
まあイマドキClass::DBIでもない気もしますが稼働中のものですし、以前Class::DBI::Plugin::Iteratorを書いたときにも似たようなことをしてたので簡単にできそうだったってのもあります。
2010-03-16(Tue)

十数年ぶりにJavaのコードを読んでいるのだけれど、こんなコピペばりばりで書くのがJavaの流儀なんでしょうかね? とか思った。単にコードの質が悪いだけなのかもしれないけど。
「ここ直したほうがいいんじゃね?」って部分もあったけど、Javaは詳しくないのでこれで正しいのかもしれんしなぁ。
(テストはないので、直して正しく動くのか判断できん、ってのもある)
仕様書とか定義書がちゃんと残ってるのが偉いなー、とは思った。コメントもある程度はちゃんとしてるし。ただまあ、このコードを引き継ぎされても大変そうだなーとも思う。いろいろ見通しが悪いし。
あとはOracleか……。こちらは十年ぶりくらい。
というか、FreeBSD上でクライアントを動かすにはどうすればいいんだろ。
追記
クライアントだけならLinuxエミュレータはいらないのかな? いるものだとばかり思ってた……。ま、いいけど。
触っていると10年前に引っかかったところにやっぱりひっかかる。もう細かいところは忘れちゃってるけど。言語指定とか日付フォーマットの指定とかどうするんだっけな。
そういやOracle7とOracle8i*1で色々変わってて苦労したのも思い出した。逆に今の10g Expressが当時とあまり変わってないみたいに見える。まあ、見えないところで色々変わってて、あとで引っかかったりはするんだろうけれど。
*1:あるいは7のマイナーアップデートのどこかだったかもしれない。
2010-03-15(Mon)
フリー雑感
出版 |
山師といえばマーク・アンドリーセンは
新聞、雑誌などの印刷メディアについてのアンドリーセンの長年の持論は印刷版を完全に廃止して全面的にウェブに乗り換えろというものだ。
Marc Andreessen、旧メディアにアドバイス―「生き残りたければ船を焼いて退路を絶て」 | TechCrunch Japan
――ってなことを言っているみたいだけど、実際に収益を上げているのも価値(価格)を決めてるのも紙媒体なのだから、紙媒体を止めるのは愚の骨頂だと思うんだけどな。
少なくとも日本では無料のウェブを再編集して紙媒体にすることで価値を創造し、収益に繋げているわけですし。この点ではクリス・アンダーソンの語る「フリー」に近いのは日本モデルでしょう。
――というか、『FREE』で語られていることの多くは既に日本で実現しているような気がするのだけれど。アメリカにはないんでしょうかね?>ウェブ本
ところで、フリー(無料)になって喜ばれるのは既に価値があると確定しているもの――例えば有料なものや有名人が作ったものなど――であって、最初から無料で無名なものは基本的に見向きされませんよね。
『FREE』が注目されたのは「本当は有料である」はずの書籍が無料化されたからでしょうし、『クラウド時代と<クール革命>』が無料で公開されて注目されるのは「角川歴彦」という著名人がやるからでしょう。
あるいは『生命保険のからくり』を書籍としてリリースしたのもそれで価値を高める意図があったでしょうし、価値が上がったあとで無料で公開したから注目されたわけです。
無料で無名なものに価値を与えるのが得意なのはマスメディアなのだと思うけれど、直接的に価値(=価格)あるものにするのが得意なのは出版社だと思ってます。他のメディアだと知名度を上げることはできるけれど、直接有料で販売できているのは出版(の書籍)くらいのような気がしますしね。
内容面でも読みやすく(理解しやすく)するために
坪田 今回の岩瀬さんのチャレンジは、一つのテーマについて書き込む、新書というパッケージがあってのことですね。そうなると、あらためて本とは何なのかという話になります。岩瀬さんも、この本を読むと落語で言う枕のような話を最初に書いて、それから個別の話を書いています。読者がシーケンシャルに読むことを前提とした作りにしています。そのストーリーを作るテクニックがないと本にはならないのですが、執筆に当たってはそのあたりは意識しましたか。
岩瀬 いいえ、そこまでは考えていません。ただ、これだけの量の文章を読んでもらうための媒体が、本しかなかったのです。本以外の媒体がすでにあれば検討したと思います。工夫した点があるとすれば、保険の話だけ書いても面白くないだろうから、エピソードを交えたくらいです。
no title
――のように、編集者が「ストーリーを作るテクニック」を教えることで価値を創造しているわけですし。
2010-03-12(Fri)
電子ブック雑感
出版 |
ようやくメジャー媒体で電子ブックに対する冷静な記事が掲載されました。これ以降もどこかを叩くような記事を書く人は、単に取材・調査不足の人か、叩くことで一山あてようとしてる山師ってことでいいですよね?*1
この記事が出てよかったと思う反面、本田雅一さんは相変わらずうかつに
Kindleのハードウェアそのものは、日本語フォントを用意してメニューや辞書などを整備すれば、日本語化が難しいわけではない。
【本田雅一の週刊モバイル通信】電子出版元年を考える上で必要なこと - PC Watch
――なんてことを書いてしまうのが困ったところ。素人じゃあるまいし「日本語の文字が表示できる」ことと「日本語の文章を正しく表示(レンダリング)できる」ことは全く違うことを認識していてもよさそうなものなのですが。
いや「Amazonが元VACSの開発者を雇った」みたいな、日本語まわりの処理に詳しい技術者を雇ったという情報を手に入れてるならいいんですけどね。
さて、山師の一人である池田信夫さんが日本には既に電子出版があるということをようやく認識したようです*2。その山師の人も
アマゾンのサイトで2000円の紙の本の隣に1000円で置いてあると、読者は「紙の半値」だと思って買う。
no title
――と書いてますから、「電子ブックは紙媒体がないと成立しない」と思ってるんですね*3。
ちなみに電子ブックの価格を決めるのは難しいのですが、どうやって値段を決めて収益を上げるのかは気になるところであります。
もしかすると既存の紙媒体から「電子ブック化の権利」を得て販売するという、昔の文庫本のようなビジネスモデルなのかもしれませんけれど。だとすると既存の電子ブック販売会社と違う点はほとんどないような気がするのですよね。
2010-03-04(Thu)
2010-03-01(Mon)
Multi-Master Replication Manager for MySQL をFreeBSDで使ってみた
MySQL |
公式サイト:http://mysql-mmm.org/
基本的にはインストールガイドやドキュメントに書いてあるようにすればよさそうなのですが、FreeBSDで動かすのがちょっと面倒だったのでメモ。
使ったバージョンは2.1.0です。
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